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昭和シェル石油のガスリンスタンドであるが、車をトータルにケアするショップとして計画した。ガソリンスタンドは石油メジャーによる世界共通のデザインが展開されているが、直硬化したグローバルスタンダードの給油所デザインを見直し、地域特を性尊重した街づくり貢献や、「モでノ」なく「ヒト」 を中心にした、ゆとりある空間提供が可能な汎用デザインを開発した。
ガスリンスタンドでは決まって敷地奥に位置した店舗を分棟にして道路面に配置し、水や緑などエコ要素を多用した全体構成にして良質なランドマークを形成した。また、看過されてきた女性や家族連れをデザインの対象に取上げ、新たな視点からデザインを展開した。
新たなプロトタイプデザイン開発の必要性。社会や人々の多様性や柔軟性に追従できない、世界標準規格としての給油所デザインを根本から見直して、柔らかいプログラムを持った汎用デザインの開発が必須と考えた。給油所デザインを媒介にした企業と消費者のコミュニケーション不足。モノを中心とした企業論理優先の一方通行デザインから、ヒトを中心とした相互通行デザインへの移行により施設デザインの有効活用が期待した。限られた消費者を対象とした狭義なデザイン展開の限界。勤労男性客中心の施設デザインから、女性、高齢者、家族連れなどを対象としたデザイン領域の拡張の必要性を痛感 した。 |