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ステーキの老舗「銀座4丁目スエヒロ」から、新宿で本格的炭火焼ステーキ、落ち着いたモダンクラシックなデザイン、カジュアル感と和のデザイン、を調和したレストランを希望された。
設計のキーワードはDesign Less Design(デザインレス・デザイン)である。店内は、大谷石メーソンリー壁による構成を全体の基軸にして、3つのレストランの空間分節や場面転換をデザインしている。閉じつつ開く、空間の広がり、奥行き、ボリューム感、閉じた箱からの開放、空間のグラデュエーションと密度の濃淡の演出などの諸要素を、簡潔な大谷石壁の「骨格」のみで表現している。大きなスケール感と繊細なディテールを交錯させ、水盤に降りそそぐレインシャワーの水音や、メリハリをつけた照明、大谷石のテクスチャー変化などを演出して、静かで落ち着いたインテリアを目指した。簡潔なインテリアとするべく、少種類で上質な自然素材を基準にして、大谷石、ウォールナット、漆喰を選定した。華やかに迎え入れるエントランスや、快適な化粧室などレストランの基本性能の充実も忘れてはいない。 |