静岡ガス研修センター 

 

 

 所在地

静岡県静岡市

 

 

 構  造

S造 地上2階

 

 

 床面積

2,876.90u

 

 

 竣  工

2002年

 

 掲載誌

・環境建築ガイドブック

・中日新聞 2006.02

・BE建築設備

・ガスエネルギー新聞

・建築雑誌 作品選集2005

・クリーンエネルギー Vol.13

・建築設計資料95号 環境共生

  建築特集号

・グッドデザインワード

  イヤーブック2003-2004

・第35回中部建築賞作品集

・日本ガス協会誌 Vol.56

・静岡朝日テレビ

・建築知識 No.573

・ガスエネルギー新聞

・中日新聞 2003.10

・静岡新聞 2003.10

・ディテール No.158

・静岡建築士会報 ねんりん

・静岡商工会議所報 

  シズオカ・チェンバー

・新建築 No.78

・中日新聞 2003.01

・静岡ビジネスレポート

・中日新聞 2002.12

・静岡新聞 2002.12

 

 

 受賞暦

・第3回環境・設備デザイン賞

  建築・設備総合デザイン部門 

  優秀賞

・(社)日本建築学会 

  作品選集2005採用

・第35回中部建築賞 入賞

・2003年度グッドデザイン賞

  建築環境部門

・NEDO平成14年度 住宅・建築物 

  高効率エネルギーシステム導入
  促進事業採択

 

 

 

環境共生建築

 研修センターはいわばガス研修の学校であるが、公益企業の責務として地球温暖化防止に向けた環境共生(サスティナブル)建築汎用モデルの提言も視野に入れた。

 鳥カゴにはどこか楽園のイメージが漂う。この穏かな空気感を設計の糸口とする考えは、即物的デザインになりがちな環境共生建築に、鳥カゴの両義的、蘇生的なイメージを連鎖させようと試みたためであり、これを建築に置き換えているのが「架構」(建物の骨格)である。

 架構は繊細な鉄製フィーレンデール柱とトラス梁により立体格子状に構成されており、無柱空間の獲得とヒューマンスケールの並存を狙っている。環境共生建築は、建物の省エネルギー化と長寿命化が基本構成要素となるが、省エネルギー化は、井戸水・日照・風などの自然エネルギーと化石エネルギーの高効率利用を併用したハイブリッド型省エネルギーシステムを考案して、省エネルギー率28%(竣工後3年間の調査による)を達成しており、同時に、省エネ輻射冷暖房で利用した排水を水盤に溜めてウォーターフロントを創り出し、生態系を取り込んだ環境デザインに利用している。この省エネシステムはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の平成14年度住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入事業に採択され、国のモデル事業となった。建物の長寿命化は、使い勝手に応じて内部機能を容易に変更できるように、架構をSI(スケルトン・インフィル)構成にした。

 鳥カゴで環境共生建築を解こうとしたこの方法論の試みは、建築空間の骨格と表現を架構から直接的に生成しようとする、優れて建築的な理由を根底にしている。


 

 

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